真夜中のお風呂で音が…………
調布市西部公民館成人学級 絵本と童話の会の皆さんの話
調布市西部公民館の成人学級のひとつ、<森と童話の会>では、地域に残る昔話や、子どもたちに残したいお話しを、手づくりの絵本や紙芝居にまとめる活動をしている。怖い話はあまりないというが、地域に残る不思議な話をいくつか紹介してくれた。
御塔坂の下に、現在は六踏園調布学園という、養育家庭センターがある。川原さんの姑さんはよくそこの子どもたちの世話をしていたという。
川原さんがそこの先生から聞いた話では、夜みんなが寝静まったころ、風呂場の電気が一瞬チラっと点いてすぐに消え、そのあとチョロチョロ、チョロチョロという水を流すような音が聞こえてくることが幾度があった。調べてみると、誰もいないし水も流れていない。でもまた別の日、同じように電気が一瞬点き、水を流す音が聞こえてくる。
実はここはかつて感化院だったのだそうで、その当時、仲間同士のリンチのようなことがあり、その風呂場で死んだ少年もいたらしい。その水の音は、彼らの伝えられぬ訴えなのだろうか。