深大寺に残る怖い話
深大寺奉賛会会長 そばごちそう門前ご主人
浅田修平さんの話
カランコロン
浅田さんが子どもの時分、深大寺周辺はまだ街灯もなく、月の出ない日には本当に真っ暗だったという。当時近所に住んでいたアメリカ人の子どもの家で遅くまでテレビを見ていたときがあった。近所では、浅田さんがいなくなったと大騒ぎになっていたという。浅田さんのお母さんは心配し、取り乱していたことだろう。「その時の母の形相、あんな母の顔は初めてみました」。そこで浅田さんが思い出した話がある。
子供を食べた仁王様仁の話
浅田さんが悪さをすると、お母さんによく「仁王塚につれていくぞ」と言われ、それが本当に怖かったそうだ。仁王塚というのは、現在の深大寺前の通りからカルメル修道院へ登る道の途中あたりを言うらしいが、今は何も残っていない。かつてここには深大寺の仁王門があり、仁王さまが祀ってあったという。あるとき、村の子どもが行方不明になった……………