街なかに大きな火の玉が
三鷹市 理容かすみ 霞清さんの話
「ちょうど洗濯を終えた頃だから、夜の9時くらいだったかな。日も暮れたっていうのにパーっと辺りが明るくなってね、直径でいうと30cm程の火の玉が尾を吹いて6個か7個現れた。狐の提灯はよく見たことがあったけど、あれ程大きな火の玉を見たのは初めてだったね。それから3日後に三鷹事件が起きて、思えばあれは何かの知らせだったのかね」と、当時を思い出しながらゆっくりゆっくり話をしてくれた霞清(かすみきよ)さん。
三鷹事件とは、昭和24年7月15日午後9時23分(※当時は夏時間を使用していたので、現在に置き換えると午後8時23分)三鷹駅構内の電車区引込線から7両編成の無人電車が突然暴走。駅構内にあったストッパーを突破して道路を横切り、商店街に突っ込んだ結果、6人の降車客が車輌の下敷きになり亡くなったという事件だ。時間帯・数を考えると、清さんが見た火の玉は、亡くなった方々の魂だったのか。