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三鷹 天文台〜野川公園〜大沢方面


三鷹市の大沢一帯では、恵まれた自然や数々の貴重な文化財に触れることができる。自転車で春風に吹かれてのサイクリングがおすすめだが途中車の交通量が多い所もあるので、健康のために歩いてみるのもいいだろう。
 

●野川公園

00422‐31‐6457
調布駅北口から「武蔵小金井駅北口」行バス乗車、「野川公園一之橋」下車
野川沿いに位置する広い芝生のある野川公園は桜の名所でもあり、ぜひお弁当・敷物持参で行きたい。桜以外の木々もその大きさには圧巻だ。エノキの木は某CM、この木なんの木気になる木♪、とよく似ていて、木の下での昼寝は最高だろう。また湿生植物に囲まれた自然観察園では様々な野鳥や昆虫が生息し、自然の恩恵を充分に堪能できる。公園に隣接するアメリカンスクールや、国際基督教大学(ICU)の学生など外国の人々も多くフィールドの広さを感じさせる。管理事務所で園内マップを手に入れて散策しよう。

●国立天文台

三鷹市大沢2ー21ー1
0422ー34ー3600
構内では常に精密な測定・観測が行われているため今までは一般公開されていなかった。昨年の夏から一般向け見学コースが設けられ、一部をのぞいて私たち一般人にも神秘の扉は開かれた。公開施設は、歴史的な建築物を中心に約1時間弱で見学することができる。まずは受付でワッペンをもらい、いよいよ出発だ。武蔵野の面影を残す雑木林に囲まれた敷地内は、門の外の空気とはひと味違う気がする。点在する建物でも最も古い大正10年建築の太陽黒点スケッチの観測用『第一赤道儀室』、4月中旬に歴史館となってリニューアルオープンする土星の衛星・星野位置観測に使われた『大赤道儀室』、凝った造りで建物全体が望遠鏡になっている『太陽分光写真儀室(通称アインシュタイン塔)』、最新の天文学に関する展示を行う展示室、巡っていくうちに天文学の世界に引き込まれていく。「星座は目で見るもの、星雲は望遠鏡で見るものなんですよ」(広報普及室・小野智子さん)。次回の天体観望会でぜひじっくり星雲を見てみたい。
☆定例観望会(月2回)第2土曜日の前日の金曜日と第4土曜日の夜

●中近東文化センター

三鷹市大沢3‐10‐31 TEL0422‐32‐7111
10:00〜17:00 一般500円 高大生300円
常設展示室では旧石器時代からオスマン帝国まで通史的に紹介し、展示室では特定のテーマを、企画展示室では多彩な企画が行われている。ハンムラビ法典「目には目を歯には歯を…」のレプリカやピラミッドから出土した柩など、センター内には見応えのあるものが沢山そろっている。軽快なトークで分かりやすく案内してくれる学芸員の足立拓朗さんに導かれ、たちまちいにしえの中近東にタイムトラベルした。「センターの発掘隊が出土したものはその国の遺産なのでなかなか持って帰ってこれないんですよ」(足立さん)と聞いて驚いたが、簡単に行き来できない代物が収集されているなんて、ますます興味がそそられる。中近東はユーラシア大陸とアフリカ大陸・地中海とインド洋を結び付け、異種多様の文化が花開いた地域。古代国家の栄枯盛衰に思いを馳せてみては。今なら4月15日までテーマ展示室にてイラン遺跡踏査《ペルシア残照展》が開催されている
 

●湯浅八郎記念館

三鷹市大沢3‐10‐2国際基督教大学内
0422‐33‐3340
10:00〜17:00(土曜は4:30)
国際基督教大学(ICU)内にあり、初代学長の故湯浅博士が集めた日本の民俗資料、同大学敷地内から出土した縄文時代以前の考古遺物などが展示されている。4月4日(水)から始まる特別展『異国を観る』では日本人から観た外国人が描かれた五雲亭貞秀・芳幾・芳員・芳虎らによる19世紀後半の浮世絵や、逆に外国人から観た日本人を描いた欧米雑誌の挿絵など、双方から当時の人・風景・風俗を観ることができる。「ここでは発案した言いだした本人がすべて取り仕切ってやり遂げなくては成らないんですよ(笑)」(学芸員・福野明子さん)。少ない人数にもかかわらず業者に頼らずに搬出入も自分たちで行っている。それだけ思い入れがあり所蔵品に愛情をもっているに違いない。
 

●峰岸家の「新車」

この街の歴史を知る上でおさえておきたいのが三鷹に残る唯一の水車「新車」だ。現在稼動は停止しているが、母屋・カッテなどの建物や水車用用水路跡も残っていて、武蔵野地域の水車経営農家の旧態を留める貴重な民俗資料として東京都指定の有形民俗文化財に指定されている。要予約。三鷹市教育委員会社会教育課(0422‐45‐1151)
 

●龍源寺

三鷹市大沢6‐3‐11
0422‐31‐1440
人見街道と野川の接点に曹洞宗の名刹、高安寺の末寺『龍源寺』があり、近藤勇はここに眠っている。今でも多くの人が墓参りに訪れるとのことで、墓前には数々の千羽鶴が飾られていた。門前左手に凛々しい顔をした髷姿の胸像が建っていてリアルに近藤勇の姿を思い浮かべることができる。寺からほど近い場所には生家跡があり、産湯の井戸が市の史跡として保存されている。

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