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三鷹 井の頭公園〜玉川上水散歩


 

●井の頭恩賜公園

三鷹市と武蔵野市の境にある井の頭公園。ここの井の頭池は、東京都民の水瓶といわれた神田川の源流でもある。400本の桜が池の上に枝を広げ花吹雪が水面に散るさまは見事。道路を挟んだ反対側には井の頭動物園や長崎の平和の塔をつくった北村西望アトリエ跡などがあり(有料)、公園内には詩人・野口雨情の碑や、宇賀神像などもある。玉川上水沿を歩くと、太宰治が入水した場所にひっそりと玉鹿石がある。先へ行くと山本有三記念館、武者小路実篤の旧居跡なども見える。太宰ファンなら太宰家にあったという百日紅の木が植えられた井心亭や、森鴎外、太宰治が眠っている禅林寺も訪れたい。また三鷹駅前中央商店街には、三鷹市ゆかりの文人=国木田独歩、太宰治、武者小路実篤、山本有三、三木露風などの碑がある。ひとつひとつ辿ってみてはいかがだろう。

 

●アジア・アフリカ図書館

三鷹市新川5‐14‐16
0422‐44‐4640

中国の文学者で政治家でもあった故・郭沫若から寄贈された『郭沫若文庫』をはじめ、アジア・アフリカ諸国の言語文化資料などいろいろと珍しいものが所蔵されている。現在は管内整理中で9月に入ってから再び開館となる。興味のある人には、一度足を運んだらやみつきになること請け合いだ。

山本有三記念館

三鷹市下連雀2ー12ー27 0422ー42ー6233

山本有三が1936年から1946年まで過ごした邸宅。この家で小説『路傍の石』や戯曲『米百俵』を執筆した。館はゴシック風のアーチ、石積みの煙突など大正時代の別荘建築の薫りを今に伝えている。中に入ると、レリーフを施した外壁、広い応接室に暖炉、二階には洋風と和風の二つの書斎などになっており、書斎には有三の机の他に編集者の椅子が設けられている。そこに、机に向かい執筆に励む山本有三とそれを待つ編集者……そんな作家の生活が垣間見えるかも。

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