千歳烏山駅から北へ行き、甲州街道角の花屋さん〈花街道〉を越えてしばらくいくと、寺町がある。神田あたりから引っ越して来たといわれるお寺が軒を並べ、まるでタイムスリップしたよう。かの喜多川歌麿の墓がある専光寺や、おそばは御法度(?)という永隆寺など、一見の価値あるお寺が落ち着いた佇まいのなかに並んでいる。一度は訪れてみたい。
文学館10:00〜18:00
世田谷区南烏山1‐10‐10 TEL03‐5374‐9111
月曜休館 有料
蘆花恒春園9:00〜16:30
世田谷区粕谷1‐21‐1 TEL03‐3302‐5016
京王線芦花公園駅から南へ歩くと、世田谷文学館がある。ここは日本文学の作家の作品資料などがさまざま展示されている。その少し先にあるのが蘆花恒春園と芦花公園。明治の文豪・徳富蘆花の住居跡がそのまま残っているほか、蘆花の資料を展示した資料館、にわか農民として蘆花が耕した広大な土地を公園にした芦花公園などがある。ついでながらここにはマニアなら垂涎ものの、古〜いオルガンが保存されている。蘆花恒春園は有料。
●千歳民俗資料館
世田谷区給田4‐24‐1
TEL03‐3308‐5671
世田谷区立給田小学校校舎裏にある。民俗館は昭和40年唯一残っていた茅葺き屋根の居宅の一部を地元民の手で移築、復元したもので、200年程前の古い民家(現在は屋根の保管と防火対策のためカラートタンふき)。世田谷百選の指定を受けている。東隣りに資料館があり、地域の人々から寄せられた農具類や生活用具が所狭しと置かれている。子どもたちは国語や社会の授業でこれらを見たり使ったり、時には民俗館の囲炉裏を囲んだりと、郷土史教育の貴重な施設となっている。学校があいている時間帯に訪ねれば観せてもらえる。