大正12年に開設された我が国初の公園的風景を取り入れた墓地。広大な敷地の墓所面積を半分以下に抑え緑地を確保した霊園は、散策にも適している。「歩いていると鳥の鳴き声が聞こえるでしょう。ここには、ウグイス、シジュウカラ、ジョウビタキ、メジロ、ホオジロ、たくさん鳥がいるの。探してご覧なさい」と話してくれたのは、霊園を清掃している河内さん。確かに歩いていると、様々な鳥のさえずりが聞こえてくる。梅や桜もいいけれど、鳥を探しながら散策するのもいい。もちろん樹木も見応え十分だ。桜や墓地内に植えてある梅などの木々。それに、三島由紀夫など著名人の墓やその像も多い。多磨霊園の側の浅間山公園で見つけられるムサシノキスゲは、ニッコウキスゲが低所の乾燥した地に下りた変種で黄色の花が咲く。浅間山公園を過ぎて路地に入ると、慈恵院の犬猫霊園というペットのお墓を見つけることができる。境内には世界のアンティーク人形などを集めた武蔵野人形館(無料)もある。
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