飛田給囃子
調布には14もの囃子連があるが、「あそこは九九がわかってる」、つまり基本がちゃんとしていると、調布市郷土芸能祭ばやし保存会会長・藤田正治さんが推薦してくれたのが、飛田給の囃子連だ。
萩原敬さん、箕輪義男さん、野口平一さんのお三方が指導にあたっている。この囃子連では飛田給小学校の全面的な協力もあって随時小学生が参加している。後継者に困ることはないようだ。6月に飛田給小で行われる〈ゆずりはまつり〉では、各クラスで手製のおみこしを子どもたちがつくって町を練り歩き、同時にお囃子が披露されるなど、学校行事に地域の芸能が溶け込んでいる。
実際に子どもたちを指導するのは10年ぐらいつづけている若い人たちだ。所作や礼儀作法から、楽器の扱い、音、踊り、ノリといったことまでが、世代間できちんと受けつがれていく。「今の子は音感がいいですから、まじめに出て熱心にやる子は、すごく伸びますよ」。飛田給囃子連は、毎週月曜・金曜の午後6時半から飛田給公会堂で練習している。